【”歴史”を学ぶ意義】ベトナム人が日本の歴史を知りたかった理由
先日、生徒の皆から『日本の歴史を教えてほしい』という強い要望があり、
授業を作ってみました。
授業案
まずはどんな授業でそれを考えてみたか。
授業の計画を少しご覧ください。
目的:日本の歴史を学ぶことから、何を得ることが出来るか(出来たか)を考える
進行:
1.ベトナムの歴史について知っていることを尋ねる。日本語で話してみる
→他国を知る前にまずは自分の国から。チェックイン的要素も含めている
※チェックインとは:
http://plus1com.seesaa.net/article/437850095.html
2.日本の歴史には”〇〇時代”というものがあることを知る
→年代と時代名が書かれた紙を配布。
3.各時代区分ごとの特徴的な写真を複数枚貼り付けたA4用紙を配布
4.全員で相談しながら、時代の順にそれらを並び替えてもらう
5.並び替えられたらそうした理由を引き出す
6.答え合わせ。時代順(縄文時代から)に正解発表し、各時代の簡単な説明、時代の変化の理由などを紹介
7.昭和・平成まで終えたところで本題。『どうして歴史を勉強するのか。その意味は何か?』というテーマでディスカッション
という授業展開で実施しました。
歴史を学ぶ意義。日本人の一大学生の意見
私は3つあると思っていて、
1.過去の歴史の動きを計算分析することで今後の世界や社会の変動が予想できる
温暖化と寒冷化。
グローバル化とローカル化。などのことです
後者については、これがとても良い記事。
2.二度と同じ過ちを繰り返さないため
主に戦争、です。
それが起こってしまった要因などを知り、教訓とするために歴史を学びます
3.課題解決の事例として
過去の事例から学ぶということです
これらが私の考える『”歴史”を学ぶ意義』でした。
歴史を学ぶ意義。
では、一番強く私に歴史の授業を懇願した彼はどう考えていたのか。
『歴史を勉強したらその国そこにいる人の性格や文化が深くわかる。異文化の理解、共感を促進することができる』
でした。
私はめっちゃ共感して。
歴史の授業を懇願していたのには、日本をもっと理解したいって思いがあったのだなーと知って胸が熱くなりました。