ワークショップの作り方

 
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ワークショップを作るときに意識することを整理してみます。

 

 

ペルソナの設定

ワークショップを提供する受講生のペルソナを設定します。
ここはワークショップを作る時点で、ある程度その提供相手は決まっていることが多いと思いますが、
それをペルソナとして具体的に文字にします。
 

ペルソナとは

参考はこちら
 
ペルソナとは"提供するサービスにおける、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル"という意味です。
運営側としての共通認識を具体的にすることで、
ゴールを明確にし戦略をたてやすくなり、
質の高い議論や検討ができるようになります。
 

明確なコンセプトを作る

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そのワークショップによって、
参加者にどのような変革をもたらしたいのか、どんなスキルを身につけてほしいのか、
などを決定する。
ワークショップを行う目的を定めます。
これがブレない軸となります。
 

学習のめあてを決める

参加者の変容を具体化します。
ワークショップを受ける前後での変化です。
どんな状態の人を、どんな状態にしたいのかを文字で表します。
これが、参加者に対しても授業者としても結果を見る指標となり、
評価を考えるベースになります。
 

テーマを決める

めあてを達成するために適した授業のテーマを考えます。
広いテーマを設定するか、狭く設定するかで授業の内容が大きく変わってきます。
また、このテーマもワークショップ製作時点で決まっていたり、依頼されていることも多いかと思います。
しかし、理想としてはめあてを達成するためのテーマ設定を行う、という手順です。
疑う意識を持ち、本当に受講者にとって良いテーマを設定しましょう。
 

活動内容とその手法を決める

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具体的にどんなワークをするのかというところです。
タイムラインを作り、それに沿ってどんな活動を行うかイメージを固めます。
 

生徒の反応を予想する

実際に決めた活動内容やその手法で、どんな声が上がったり行動が確認できるかを予想します。
このときに必要なことは、自分の理想で考えないこと。
予想していないことが起こる可能性があるということを念頭に置き、
多角的な視点も持つことを忘れずイメージすることが大切です。
 

意図開きを吟味する

ワークショップで必ず大事なのが振り返る時間です。ただワークをするだけでは意味がなく、それを振り返りみんなや自分の行動を見つめなおす時間が必要です。
そこで伝える意図開きが理解できるものかどうかが、授業の締めとしてとても大事になります。
 

実施後、フィードバック

ワークショップを実施した後は必ず運営としての振り返りを行いましょう。
 
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抜けてる手順があるかもしれません。
思いついたら更新します。